Glass Tableware in Still Life: Yoko Andersson Yamano and 18 Painters
ガラスの器と静物画 山野アンダーソン陽子と18人の画家
期間 2024年1月17日[水]- 3月24日[日]
会場 東京オペラシティ アートギャラリー 交通アクセス フロアマップ
開館時間 11:00 ─ 19:00(入場は18:30まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、2月11日[日](全館休館日)
入場料 一般1,400円[1,200円]/大・高生800円[600円]
中学生以下無料
The New Domestic Landscape
The New Domestic Landscape
Tomoki Imai Masahiro Sambe Takashi Kato
人間が往来し、物を移動させるために山や丘を切り開く。木や 草を刈り、土地を掘り起こし平地をつくる。手入れをすること で維持された状態、放置され荒れたままの自然と、中途半端な 開発が混ざり合った未開拓な風景。 法定速度ギリギリのスピードで車が走行する農地に続く笹薮に 被われたバイパス沿いの未舗装の道、ひとけの無い幹線道路の 裏手に密集して広がる灌木、海辺の町に放りおかれた外壁が錆 びついて塗装が剥がれ今にも朽ち果てそうな納屋。 都市ではない、決して飼い慣らされることのない、ましてや固 有の風土とも何かしらの感情を呼び起こす情緒とも無縁であり ながら、人間の内面性を包含したようなドメスティックな風景。 例えば移動中の車窓からいつも見ている景色。それらをあなた は心から美しいと感じますか? 写真に切り取られたイメージは、相対的な比較においてのみ現 実の風景に作用するだけ。「無垢なままの自然」はとうの昔に 失われ、それは記憶の風景の断片となって久しい。この世界の 隅々まで人間の足跡がつけられ、恣意的に、時に寓意的にその 場所には後発の人間だけがわかる名前が刻まれた。 何世代にもわたり同じ問いは繰り返されてきた。そのことを私 たちは知っている。うすうす勘づいているものの中に真実や希 望はある、と誰かが言っていた。
ニュードメスティックランドスケープ
今井智己/三部正博/加藤孝司
The New Domestic Landscape
Tomoki Imai, Masahiro Sambe, Takashi Kato
2 0 2 3 年 1 1 月 2 0 日 ( 月 )- 2 0 2 4 年 2 月 1 6 日 ( 金 ) 8:00-20:00 最終日 19:00 まで
土曜・日曜・祝日・年末年始は休館
入場無料
東京都千代田区神田錦町 3 丁目 22 番地 テラススクエア 1F エントランスロビー
Glass Tableware in Still Life: Yoko Andersson Yamano and 18 Painters
「山野さんのガラス作品を本にしてみたらどうでしょう。」 この一言がきっかけになって、「Glass Tableware in Still Life(静物画のなかのガラス食器)」というプロジェクトがはじまりました。
自身で描いてみたいガラス食器について、画家がガラス作家・山野アンダーソン陽子に言葉で伝える。その言葉に応答して山野がガラスを吹き、出来上がったガラス食器を見ながら画家が絵を描く。その後、写真家・三部正博が画家たちのアトリエを訪れて写真を撮り、デザイナー・須山悠里が本をデザインする。スウェーデンとドイツ、日本を舞台にくり広げられたこのプロジェクトは、そうやって生まれたガラス食器と絵画、写真を多くの人に見てもらえればと、やがて本展へと導かれました。
宙吹きならではのわずかな歪みがうつくしいクリアーガラスの食器、画家たちによる親密な絵画、浮遊感をたたえたモノクロームの写真。それらの物が語りだす声に耳をかたむけ、それぞれのストーリーをつむいでみてください。
出品作家
ガラス:山野アンダーソン陽子
スウェーデンのストックホルムを拠点に活動するガラス作家。日本の大学を卒業後、北欧最古のガラス工場であるコースタ内の学校で吹きガラスの手法を学び、その後スウェーデンの王立美術工芸デザイン大学にて修士課程を修了。クリアーガラスを探求し、スウェーデン、イギリス、日本などで作品を展開する。
http://www.yokoyamano.com/
glass.tableware.in.still.life
写真:三部正博
絵画:石田淳一、伊庭靖子、小笠原美環、木村彩子、クサナギシンペイ、小林且典、田幡浩一、八重樫ゆい、アンナ・ビヤルゲル、アンナ・カムネー、イルヴァ・カールグレン、イェンス・フェンゲ、カール・ハムウド、ニクラス・ホルムグレン、CM・ルンドベリ、マリーア・ノルディン、レベッカ・トレンス ほか
映像:セイナイ・ベルへ
特別展ガラスの器と静物画山野アンダーソン陽子と18人の画家2023年11月3日(金・祝) — 2024年1月8日(月・祝) 広島市現代美術館
PRINT MATTERS MASAHIRO SAMBE & PAPIER LABO
写真家、三部正博と、「紙と紙にまつわること」をテーマに店、デザイン、印刷のディレクションなどを行うパピエラボによる展示「PRINT MATTERS」が、5月17日(火)から5月31日(火)までBaBaBa(東京・高田馬場)で開催されます。三部正博とパピエラボが数年に渡って共に取り組んでいるのが、三部が近年撮りためているランドスケープの写真を素材として、パピエラボが印刷物をデザイン、製作するプロジェクトです。本展では、毎年ニューイヤーカードとして継続しているこの共作を発展させて、活版印刷、リソグラフ印刷、シルクスクリーン印刷による印刷物10点と、印刷物の素材となった写真を含むクロモジェニックプリント10点を展示販売します。日本国内で撮影されるランドスケープの連作を通して三部がとらえようとするのは、ありきたりな風景に潜む人間と自然の曖昧な境界の生々しさです。自然の中に垣間見る人為の跡や去った人間たちの残像。僅かな違和感を手掛かりに、両者の視点で連作をすべて見通し、像として写っているものと写っていないものの均衡を見極めながら、各印刷技術の特徴を踏まえて適した写真を厳選して、本展で発表する印刷物が製作されました。写真家としての立場から三部は、第三者であるパピエラボが自身の写真を印刷物に転換する過程で、単色での表現や紙の選択など、撮影者であ る自分が意図しない要素が加わることで、現像処理によって印画(PRINT)として可視化される写真とは異なるあり方が可能になることに興味があると言います。両者がこのプロジェクトで目的とするのは、印刷のプロセスを経ることによって写真の見え方や在り様が変わる可能性、また写真を素材にすることで印刷技術の潜在力を引き出せる可能性について、お互いの立場から考察することです。写真が多くの場合に目的とする被写体の忠実な再現ではなく、写真の諸要素を削ぎ落とし、被写体をあらわすのに不可欠な輪郭や色彩、質感、陰影のみを残してなお見える像を浮かび上がらせる印刷物の面白みを追求しています。そうしたアプローチによって同時に、写真の中で像にはならずに漂っている気配を示すことができると考えています。内向的な欲求で撮影された写真が「印刷」という手段によって解放され、紙という形態になることで展開が広がり得ることも、写真と印刷物の往来がもたらす産物だと期待します。
三部正博 Masahiro Sambe写真家。1983年、東京生まれ。泊昭雄氏に師事後、2006年に独立。主に静物、ポートレート、ファッションを被写体として、広告、雑誌、カタログなどの分野で活動する。近年、ライフワークとしてランドスケープを撮り続けている。
パピエラボ PAPIER LABO. 「紙と紙にまつわること」をテーマに2007年に開店。好みと縁を頼りに世界中から集めるプロダクトやオリジナルプロダクトを取り扱う。印刷物やロゴなどのデザインや、活版印刷をはじめとした印刷、紙加工のディレクションも行う。
PRINT MATTERSMASAHIRO SAMBE & PAPIER LABO.
会期|2022年5月17日(火)ー5月31日(火) 5月23日(月)休み会場|BaBaBa(東京都新宿区下落合2-5-15-1F TEL: 03-6363-6803)時間|12時ー19時
COLLOTYPE PHOTOGRAPH SERIES
A series by collotype printing, the oldest photographic reproduction in the world.
PAPIER LABO. started selling that.
The participated artists are:
Risaku Suzuki, Ichigo Sugawara, Lieko Shiga, Masahiro Sambe
世界最古の写真製版技術であるコロタイプ印刷によるポストカードシリーズが、PAPIER LABO.にて販売開始。
参加アーティスト:
鈴木理策、菅原一剛、志賀理江子、三部正博
apartamento magazine issue #23
Visit to the home and studio of Tadanori Yokoo, 23 issue of apartamento magazine
apartamento magazine issue #20
Visit to the apartment of Kyoichi Tsuzuki, 20 issue of apartamento magazine
COMMERCIAL PHOTO 2017 / 11
My website renewed open
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